「子ども食堂」で子どもたちの食べたいものを “食材集め”から考える 優しく暖かい「パニパニ食堂」広島

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  • Опубликовано: 6 фев 2025
  • 地域コミュニティの場として注目を集めている子ども食堂。しかし、課題となっているのは食材集めです。そこでいま、新たな形を模索する動きが始まっています。
    広島市佐伯区にある楽々園公民館。ここで月に1度開かれているのが「パニパニ食堂」と名付けた子ども食堂です。この食堂を運営している木下薫さんです。
    子育てが一段落したのを機に、去年10月、食堂をオープンしました。
    【パニパニ食堂・木下 薫 さん】
    「地域のみんなと一緒に子育て出来て楽しかったので、これからのお母さんたちに伝えたい気持ち、西日本豪雨を実家で経験したその時に地域の人たちのつながりがとても大事だなと、そういうのがきっかけになりました」
    この食堂で使われている食材の多くは企業や自治体から提供されたものです。
    そのなかでも米やホットケーキミックスといった、こちらの食材たち…実は少し変わった形で集まったものです。
    先月上旬、広島市安佐北区のスーパーで開かれていたイベント。
    買い物客は商品そのものではなく、バーコードが書かれた紙を手に取っていきます。
    【生協ひろしま・大内佳子 理事】
    Qこのフードドライブはどんなもの?
    「子ども食堂にどんなものが欲しいかを聞いて、必要なものを私たちが購入をして後日、子ども食堂に届ける」
    一般的に知られているフードドライブの仕組みは、自宅にたくさんあって食べきれなかったり、賞味期限が近づいている食材を寄付するものです。しかし今回は、まず子ども食堂が希望する食材を店がリストアップします。次に、買い物客は、その中から「子ども食堂に届けたい」と思った商品を購入し、後日、店が子ども食堂に届けるという新たな形のフードドライブです。
    この日は店員からフードドライブの取組みを聞いた買い物客たちが、次々と商品を手にする姿がありました。
    【買い物客】
    Q取り組みどう思う?
    「すごくいいことだと思います。たまたま買い物に来たら(フードドライブを)やっていたので”ぜひ協力したい”と思って」
    【生協ひろしま・大内佳子 理事】
    「(子ども食堂の運営のために)地域の人たちが頑張っているそこに小さい力ではあるんですが、子どもたちにも”笑顔で”食べてもらえたらいいなと思っています」
    今回集まった食材はいままでにはなかった大きな意味が込められています。
    【パニパニ食堂・木下薫さん】
    Q欲しいものが手に入りづらかった?
    「そうですね。なかなか入らなくて、もらったものでメニューを考えていく、今回、ホットケーキの粉をお願いさせてもらって本当にありがたい」
    美味しいものを子どもたちに食べてもらいたい。運営に携わるボランティアにも笑顔が広がります。
    【ボランティア】
    「午後5時からみなさんが来てくれるのが楽しみで、子どもたちの元気な声とかで来たなっていうのが分かる」
    Q参加するのは楽しい?
    「そうですね。こちらの方が楽しみを貰っているというか(子どもたちに)力をもらってるというか」
    世代を超え…笑顔が広がっていきます。
    【高校生】
    「今までこんな経験したことなかったんですけど、このボランティアに参加して小さな子たちとたくさん関わったり大人の方と関わったりして、視野が凄く広がりました。この子ども食堂を利用するみんなに楽しく食べてもらって笑顔になってほしいなと思います」
    いよいよ、料理が完成です。たけのこご飯や鶏肉の香味焼きなど腕によりをかけた料理が並びます。
    「いらっしゃい」「こんにちは」
    午後6時すぎ、家族連れが続々とやってきます。
    ≪子どもが配膳する様子≫
    「上手!!気を付けてね席まで。いただきます」
    【子ども】
    Qどう?
    「美味しい!(来るのが)やっぱ楽しみ。ここのご飯美味しい」
    【やってきた人】
    Q美味しい?
    「美味しいです毎回美味しい。子どもはお友達とご飯が食べられるし自分もちょっと楽させてもらえるし、もうすごくありがたい場所です」
    ボランティアとして参加した高校生も自分が育った地域のことを考えるキッカケになったと言います。
    【女子高校生】
    「(パニパニ食堂は)自分を元気にしてくれるところでもあり、成長させてくれるところでもあって、来て良かったなと思える場所です」
    【男子高校生】
    「地域の人とたくさん関われていい場所だなと思います」
    【パニパニ食堂・木下 薫 さん】
    「企業から支援をもらえると活動に元気が出るというかこれからも継続していけるのかなという希望になりますね」
    Qどんな場所にしていきたい?
    「本当に”暖かい場所”地域の皆さんに知ってもらって誰でもいいんだよっていう優しい暖かい場所にね。これからもして行きたいなと思います」
    たくさんの笑顔を生んだパニパニ食堂と新たなフードドライブの試み。
    沖縄・宮古島の方言で「元気」を意味する「パニパニ」の通りたくさんの人の思いを紡ぎ、”元気のパワー”を地域にもたらしそうです。
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